目で見るフッ素の効果

虫歯予防にはフッ素を定期的に塗ることがとても効果があります。
でもその効果はなかなか実感できません。
4か月ごとの小児の患者さんの定期検診時に塗布しているフッ素ですが、
患者さん本人、患者さんの保護者の方のみならず、私たち歯科医院のスタッフ自身も
「多分効いているんだろうな。」とは思っても半信半疑のところがありました。
フッ素の効果を実感していただければと思い、簡単な実験を行ってみました


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 準備物です
 歯の代わりに歯と成分の似ている卵を利用
 虫歯菌が歯を溶かす酸の代わりに食酢を利用
 フッ素は普段院内で塗るフッ素を利用しました


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 卵を入れる容器にフッ素を注ぎ、この中に卵の半分を5分浸します
 5分後に卵を取り出し、流水でフッ素に浸した部分を洗い流します。


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 食酢(酸)に卵全体を浸します。
 フッ素に浸さなかった部分は、食酢に入れた直後から泡立ちます。
 これは酸によって卵の殻からカルシウムが溶け出している状態です。
 ムシ歯は口中の酸によって溶けて弱くなった部分から菌が侵入し、始まります。
 これに対してフッ素が塗布された部分は酢(酸)に反応せず溶けることはありません


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 酢から取り出して乾かしました
 フッ素を塗った部分は酢の酸によって溶けずにそのまま。
 一方、フッ素を塗らなかった部分は溶かされて
 脱灰して白く溶けました。
 これがお口の中なら虫歯になったということです
 このようにフッ素を塗ることは虫歯予防効果があります。


当院では、なるべくお子様の虫歯を作らないために
虫歯のないお子様の場合4か月に1度のフッ素塗布を
虫歯が出来たことのあるお子様の場合
2~3か月に1度のフッ素塗布を推奨しています

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by hayashi_shika | 2012-04-23 12:53 | 健康情報
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