歯が少ない人ほど医療費増

こんな記事がでていました
歯は健康のバロメーター 少ない人ほど医療費増
70-89歳の歯の数と1カ月の医療費  兵庫県歯科医師会が、県内の70-89歳の約2万7000人を対象に、1カ月間の医療費を調べたところ、自分の歯がゼロの人は20本以上ある人に比べ、月額で約1万5000円高いことが分かった。歯の少ない人ほど糖尿病や認知症など重い疾患を抱え、医療費がかさむケースが多く、同会は「歯が健康な人ほど元気でいられるということを示している。歯の大切さをアピールするきっかけになれば」としている。(松本寿美子)

■月最大1万5000円差 県歯科医師会2万7000人調査
 県歯科医師会によると、歯の本数と幅広い疾患の医療費の関連を調べたデータは初めてという。

 同会は六年前から、国民健康保険団体連合会の協力を得て、全国に先駆けて口腔(こうくう)と全身の健康の関係を調査している。八十歳まで二十本以上の歯を保つ「8020運動」の一環で、今回は二〇〇五年五月の診療報酬明細書(レセプト)のデータを分析した。

 その結果、歯が二十本以上の人と比べ、ゼロの人は一万四千八百十三円、一-九本の人は六千六百五十六円、十-十九本は二千八百四十九円、それぞれ一カ月の医療費が高かった。

 また、疾患ごとに歯が少ない人と多い人の有病率を比べたところ、糖尿病はゼロの人のうち8・2%で認められたが、二十本以上の人は7%▽認知症はゼロの人1%に対し、二十本以上は0・3%▽心臓など循環器系疾患はゼロの人5%に対し、二十本以上は3%-など、歯の少ない人の方が深刻な疾患を抱えている傾向がみられた。

 脳梗塞(のうこうそく)や肺がんなどでも同様の傾向だった。糖尿病の場合は、口腔内の菌との関連も指摘されているという。

 県歯科医師会情報管理委員会の神田貢委員長(46)は「歯が少ない高齢者は多い人より重い疾患を抱え、入院費や薬代がかさんでいることが裏付けられた。もっと口腔ケアに関心を持ってほしい」と話している。


神戸新聞 2007.7.6
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by hayashi_shika | 2007-07-10 21:35 | 日記
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