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2012年 04月 13日 ( 1 )

口腔ケア、唾液分泌促し免疫力向上

熊本日日新聞に以下の記事が出ていました口腔ケア、唾液分泌促し免疫力向上 歯、歯肉、舌...ブラシでマッサージ


山鹿市菊鹿町の特別養護老人ホーム矢筈[やはず]荘(松岡聖子施設長、入所者50人)では2005年度以降、インフルエンザ感染者を出していない。その秘密は口腔[こうくう]ケアの徹底にある。県歯科医師会は、「口腔ケアが免疫力向上につながることを実証する取り組み。在宅介護だけでなくシニア世代全体の参考になる」と注目している。

同医師会によると、口腔ケアの目的の一つは口周りの筋肉を動かし、鍛えることで唾液分泌を促し、口の中を乾燥させないこと。ウイルスや細菌の繁殖を抑えられ、感染症の予防につながる。特に、高血圧で降圧剤を長年服用している人は口の中が乾燥しがちで、「知らない間に唾液の分泌量が減っている」と注意を促す。

矢筈荘では、食事前に職員が入念に利用者の口周りをマッサージしている。「食事で口の動きが活発になると唾液が増え、口内の残りかすが少なくなる。食事介助も楽になる」とケアマネジャーの矢野みほ子看護師。

食事後は義歯用、歯間用など数種類の歯ブラシでケア。特に歯だけではなく、歯肉や口内の側面、舌や舌下も専用のブラシを使ってマッサージする。

経管で栄養を取っていた入所者が、マッサージで唾液が出るようになり、再び口から食べられるようになった例もあるという。

同医師会副会長の宮坂圭太・歯科医師=山鹿市=は、歯磨きの際、スポンジブラシなどで口内の側面、歯茎などを刺激することでも唾液の分泌がよくなると話す。「食べ物が飲み込めなくなる摂食・嚥下[えんげ]障害を回避でき、介護予防にもつながる」と、口腔ケアの重要性を強調する。

宮坂医師は「矢筈荘のやり方は家庭でも応用できる。唾液腺を刺激するマッサージは簡単なので、ぜひ試してほしい」と助言する。(東寛明)

by hayashi_shika | 2012-04-13 23:20 | 健康情報